お知らせ バックナンバー (2024年)



 
   関川村民ゆかた茶会              2024年6月12日更新

 関川村文化協会の主催により、第31回関川村民ゆかた茶会が渡邉邸で開催されます。会場は、通常非公開の茶室と坪庭が美しい茶室の2席。渡邉邸の営業時間を延長して開催しますので、夕暮れに染まる庭園を眺めながら、ゆっくり初夏のひとときを楽しむ事ができます。
 関川村民による関川村民のための茶会ですが、村外のお客様も入場可能で、先着20名様限定でwebサイト「じゃらんnet」でも前売券を販売します。茶道未経験の方もお気軽にご参加ください。

 
期日: 2024年7月13日(土) 15:00~19:00 (最終受付18:30)
      (注)16:00~19:00は茶会会場・囲炉裏周辺~大座敷のみ見学可。
         渡邉邸全体をご見学されるお客様はお早めにご来場ください。
         (14:00~14:45無料ガイドあり)

 茶席 : 千家不白流 素苑会 渡辺素苑社中 (前座敷茶室)
      茶道石州流 阿部社中 (新座敷茶室/通常非公開) 

 じゃらんnet限定前売券 : お1人様 2,000円 (茶席券各1枚ずつ+渡邉邸入館料込)
                  詳細

              【茶会に関する問合せ】   関川村役場教育課 0254-64-1491
              【前売券に関する問合せ】 渡辺家保存会 0254-64-1002


 
 
前座敷の茶室                 モミジの根が特徴的な前座敷の坪庭
  
 新座敷の茶室(通常非公開)             大座敷から眺める名勝庭園 



  
   鯉のエサ販売開始                 2024年4月30日更新

 渡邉邸の外堀には錦鯉が泳いでおり、通行人の足音を聞いて近付いて来るため、観光客や近隣住民に人気です。鯉の健康管理のため、水温の低い季節はエサの販売を休止していましたが、暖かくなったので、今年も正面入口で鯉のエサ(1袋100円)販売開始しました。
 
 
  



  
   渡邉邸PR動画                      2024年4月10日更新

 渡邉邸の特徴である、日本最大規模の「石置木羽葺(いしおきこばぶき)屋根」をドローン撮影したPR動画が完成しました。22万枚の杉板と1万5千個の玉石で構成された巨大な屋根の全容は、上空からしか見る事ができません。この動画投稿のためにYouTubeも始めましたので、他の映像も併せてご覧ください。
 なお、石置木羽葺屋根については、特集記事 「チョコット その6」 で詳しく説明しています。

        動画を観る(YouTube)
 
 



  
   雛人形・土人形展示                2024年2月13日更新

 旧暦の桃の節句に合わせ、雛人形を展示します。安政5(1858)年に渡邉家九代当主が長女の初節句にあたり求めた古今雛、天保11(1829)年の雛人形、雛人形の始まりとされる紙雛など、渡邉家伝来の雛人形たちに狩野常信の屏風「江戸風俗図」が花を添えます。
 また、昔の一般家庭の雛飾りであった土人形約400体も展示。庶民にとって雛人形は高価で手が届かなかった時代、家にある机に布をかけ、土人形など家中の人形を集めて飾って、桃の節句を祝ったそうです。
 ”旦那様の雛人形”と”庶民の雛飾り”を併せてお楽しみ下さい。

展示期間 : 2024年2月20日(火) ~4月7日(日)
  
   安政5年(1858)雛人形       天保11年(1829)雛人形         紙雛

                       昭和30年頃の土人形

 
 



   干支「龍」で開運                     2024年1月19日更新

 渡邉邸には特別な来賓をお迎えするための「式台玄関」が設けられており、「玄関の間」には今年の干支「龍」の調度品がたくさん飾られています。掛軸と衝立は、薩摩藩士の豊洲観明(本名安藤快輔)が幕末期にしばらく渡邉家に滞在した折に描いたとされ、掛軸の八双(軸芯)に文久元年(1860)表具と記されています。また、襖に描かれた「雨龍」は、龍が完全体へと成長する前の姿だとされ、オタマジャクシのような可愛らしい姿は女性に人気があります。


            幅約3メートルの掛軸 「双龍図」 (豊洲観明作)

  
    玄関の間      衝立「雲龍図」(表面は孔雀図)     襖の表具「入違雨龍」